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エフピーエムNews 第97号 ジャパンモビリティショー開幕! クルマの未来が変わる今、「保険のこれから」について

クルマの未来が変わる今、「保険のこれから」について

10月30日から東京ビッグサイトで「ジャパンモビリティショー2025」が開催されています。
毎回、最新の自動車・移動のあり方が紹介され、今年は特に「クルマが“モノ”から“サービス”に変わる」という潮流がいっそう鮮明になっています。

今回はそんな“モビリティの進化”と“自動車保険のこれから”をテーマに、未来を少しだけ覗いてみたいと思います。

■「クルマを持つ」から「移動を使う」へ

これまで多くの方にとって「クルマを持つ=自由の象徴」でした。
ところが最近は、

  • 月額定額で車を借りる「サブスク」
  • 必要なときだけ借りる「カーシェア」
  • 自動運転や配車アプリを使った「移動サービス」
    など、“所有しないクルマ生活”が急速に広がっています。

実際、モビリティショーの展示を見ても、最新の車種」だけでなく、「移動そのものをどう便利に・快適にするか」という“サービス”の提案が目立ちます。

たとえば、車内で会議ができる自動運転車や、買い物データと連動する配送モビリティなど、“走るオフィス”“動くリビング”と呼ばれる車も登場してきました。

つまり、クルマの価値が「走る道具」から「暮らしの一部」へと変化しているのです。

■変わるクルマに合わせて、保険も進化中

クルマの使い方が変わると、当然ながら「保険の形」も見直しが必要になります。
最近では次のような新しい保険の考え方が登場しています。

① 使い方に応じた「走るほど保険料が変わる」タイプ

テレマティクス技術を活用し、走行距離や運転の仕方に応じて保険料が変わる“利用ベース型(UBI)”保険。

② シェア・サブスクに対応した「誰が運転しても安心」タイプ

カーシェアや車の貸し借りサービスなどでは、「持ち主」と「使う人」が違うため、補償範囲を広く設計する必要があります。
サービス提供者やプラットフォーム事業者と連携した新しい保険が登場してきています。

③ EV・水素車などの新しいテクノロジーへの対応

電気自動車(EV)や水素自動車では、バッテリーや燃料設備など、修理・交換コストが大きく変わります。
そのため、車種特性に応じた専用の補償やロードサービスが増えてきました。

こうした流れを見ると、これからの保険は「一律」ではなく、
あなたの車・あなたの乗り方に合わせて選ぶ時代になりつつあります。

エフピーエムが考える「これからのお守り設計」

 では、実際に保険を見直すとき、どんな点に気をつければいいのでしょうか?
ここでは、エフピーエムとしてお伝えしたい3つのポイントをまとめました。

① あなたの「車の使い方」を整理してみましょう

まず大切なのは、「どんなシーンで車を使っているか」を確認することです。
たとえば、

・日常の通勤や買い物が中心なのか
・家族との週末ドライブが多いのか
・家族やパートナーと複数台を共有しているのか

使い方が違えば、必要な補償やおすすめの特約も変わります。
「昔と同じ条件のまま」になっていないか、一度チェックしてみましょう。
今の生活スタイルに合った補償内容に整えることが、“お守り”を最新に保つ第一歩です。

② テレマティクス保険で“見える安心”を

最近の自動車保険には、運転データをリアルタイムで記録できる「テレマティクス技術」が搭載されるようになりました。
この仕組みを活用した“テレマティクス保険”では、運転中のスピードやブレーキ操作、走行距離などをもとに、安全運転を続けている方ほど保険料が割引されるなど、“努力が見える”仕組みが整っています。
「自分の運転を見える化できる安心感」と、「安全運転がそのまま“お得”につながる満足感」。
これがテレマティクス保険の大きな魅力です。
さらに、事故発生時には自動で通報するシステムもあり、“もしも”の時にすぐ助けが届く、見守り型の安心サポートも充実しています。
クルマの安全性能とともに、保険そのものも“見守ってくれる存在”へと進化しています。

③ 災害・自然リスクに備える

近年、台風や大雨による冠水・浸水など、自然災害による車の損害が増えています。
特に電動車・ハイブリッド車は、水害による電装系トラブルが高額になるケースも。
車両保険の補償範囲や免責条件を確認し、備えが十分かどうかをチェックしておくことをおすすめします。
災害リスクは地域差も大きいため、
「自宅の立地×車の保管場所」で補償内容を最適化することが大切です。

■“データで守る時代”がやってくる

今後は「車の走行データ」と「保険」がより密接につながっていきます。
たとえば、

・運転中のスピードやブレーキの踏み方
・走行エリア・天候・時間帯の傾向
などを解析し、リスクに応じた保険料をリアルタイムに設定する技術が開発されています。

つまり、安全運転がそのまま“お得”になる時代が到来しつつあります。
これまでのように「年齢・等級」で決まる保険から、「運転の内容」で決まる保険へと進化していくのではないでしょうか。

■EV・自動運転・新モビリティが生む新しいリスク

モビリティショーでは、EVや自動運転車に加えて、「空飛ぶクルマ」や「水素トラック」なども紹介しています。
これらは技術的に魅力的な一方で、次のような新しいリスクが発生します。

・事故の責任がドライバーではなくソフトウェアやメーカー側に及ぶ可能性
・高額部品の損傷や、整備拠点不足による修理コスト上昇
・充電や燃料補給時のトラブル
・ネットワーク障害やサイバー攻撃への脆弱性

こうした時代に備えて、保険業界全体でも新しい保険が登場していくと思います。
自動車保険”という名前のままでも、その中身は少しずつ変わっていくのではないでしょうか

■未来を楽しみながら、いまの安心を整える

保険は、未来のリスクを「今日の安心」に変える仕組みです。
時代が変わっても、皆さまの生活を支える“お守り”であることに変わりはありません。

私たちエフピーエムは、そのお守りを「今の暮らし」にぴったり合う形に整えるお手伝いをしています。
もし「そろそろ保険の見直し時期かも?」と思われたら、お気軽に担当者までご相談ください。
今の車・使い方・家族構成に合わせたプランをご提案いたします。

■未来の移動はもっと自由に、もっと安全に

モビリティショーが描く未来は、“車がもっと私たちの暮らしに寄り添う世界”。
運転する楽しさも、移動する快適さも、安全の形も、少しずつ変わっていきます。

そして、その変化を支えるのが「保険」という安心の仕組みです。
これからも、皆さまのカーライフが豊かで安全であるよう、全力でサポートいたします。

季節の変わり目です。
安全運転で、秋のドライブをお楽しみください。

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